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2014年を振り返って
JUGEMテーマ:温泉に行こう



 
今年もあと一時間ちょっとで終わろうとしています。

2014年の締めくくりは予想外の大雪でまさか!の追い込み体力勝負、
(たぶん明日以降も・・・)
着物に雪下ろしに送迎に山巡りに・・・女将や会長が軒並みダウンする中
一人「バカは風邪を引かない」を地でひた走った私でありました。



さて、みなさんはどんな1年を過ごしたでしょうか?

私は今年のはじめにこのブログで一年の目標を告白しました。

ずばり「切り捨て、切り替え」。
―これまで持て余していた余計なモノ・事・思考を
思い切って真っ新に戻し、
地に足がついた動機に基づく行動へ切り替え、
限りある時間とエネルギーを一筋の未来に向けて集中投下する(1月1日のブログより)―

すなわち、
不要なものを切り捨て、西屋や自分にとって有益になることを
スタートさせる。今までの自分を大胆にリセットする・・・。

この決意をブログにあえて載せたのは、他でもない
「有言実行」という名の縛りを自分に課すためでした。

この一年、私は自問自答を繰り返しながら、
自分にできる限りの改革を行ってきました。
・お客様へ直接挨拶に伺う
・可能な限りお礼状を書く
・自分に今必要なものとそうでないもの(出来ないこと)を取捨選択し、
 身の回りを整理する
・西屋(の特に茶の間)を徹底的に整理し、
 古きよき囲炉裏端の雰囲気を取り戻す
・お風呂の温度の管理
・その他もろもろ・・・



全部完璧にこなせたわけではありませんが、
新しい役目や日課を作った(その意味と必要性も含めて)こと、
さらにそこから新しい目標や問題も明らかになったことは
大きなプラスになったと感じています。
西屋、そして西屋における私自身のアイデンティティーを確立する
・・・その途上線に乗れつつあるのではないかと思います。


特に力を入れているのが、温泉の湯温の管理。

これは今まで番頭さんか主人、会長が不定期に行っていた作業でした。
しかし常連のお客様やスタッフの話を通して、
せっかくの「湯滝」の温度管理がなっていない(主に「熱い!!!」)
せいで残念な評価やおしかりを頂くことが多いと耳にし、
「“湯滝の宿”と名乗っておきながら、肝心の温泉が宿自体の
評価を台無しにしているなんてもってのほかだ!!!
ならば自分がその役目を引き受けようではないか!!!!」

と、7月からほぼ毎日、湯滝小屋裏に足を運ぶようになったわけです。


夏の暑い日は山水を多めに引き、
落ち葉があっという間に詰まる秋は、夜でも三十三観音の脇にある
山水の取り入れ口に軽トラを走らせて葉を取り除き、
ロードヒーティングで湯量が減る&水も0度近くなる真冬には
水ホースを遠ざけたり口径の小さなものに変えたり・・
腰まで雪に埋まりながら氷を割って水を引いたり・・・


(↑水しぶきが凍って下の方が太くなったちょっと珍しいつらら。
 山水の取り入れ口にて)



(↑三十三観音の脇の沢。冬は完全に雪の下の洞窟です。
ここに頭を突っ込んで流れてきた葉っぱを取り除くのです…)



(↑穴の中。この沢の水が60度の源泉をまろやかにしてくれます)

続ければ続けるほどハードだと思いつつ、
冬など滅多に人が立ち入らない山の中で毎日生まれたての清水と
源泉に触れていると、さながら修行をしているような気持になってきます。
なんというか、清らかな気持ちになれるのです。
それが暗い早朝でも夜でも、不思議と怖さを感じない。
泥だらけになろうが水浸しになろうが、
マイルドな温泉をお客様に届けたくて、何度でも山に通い詰める。
そうして温泉を調整した後で、夕食時のお客様への挨拶に伺ったおり、
「お風呂気持ちよかった〜!!」と言われたときの涙が出るような嬉しさ。
一日の最後に頂いたお風呂が再び熱湯で、あわててもう一度服着て
裏に回って水を引いて
「やれやれ・・・ああ温泉の恵みのありがたや〜・・・」
と疲れも吹き飛ぶ瞬間・・・



(↑水オッケー!)



(↑♨オッケー!!
 …この温泉に触れた瞬間が一番ほっとします。)

自他ともに認める三日坊主のはずなのに、
まるで別人のようです(自分で言うか/笑)。 

毎日温泉と水の流れのそばに通い詰めるうち、すっかり
白布の山や温泉が好きになってしまったようです。
もう好きで好きでたまらない。

温泉旅館にとって、温泉はアイデンティティーそのものです。
旅館の建物の風情は、あくまで温泉がそこに湧いているという条件の上に
成り立っているものに過ぎず、時が価値を生み出してくれるとはいえ、
温泉のように直接お客様を癒すものとはそもそも性質が違う。

私は今、西屋の「湯守」であることを誇りに思いつつ、
西屋、そして温泉にかける思いをこれからどうやってお客様に
(おもてなしという形で)伝えていったらいいのかを考えています。

来年へバトンタッチする大きな課題です。
そしてもう一つ、私には来年の目標があります。
来年はもっとステップアップを目指したい!

これは年が明けたらブログでまた書きますね。

2014年、どうもありがとう。

皆様、どうぞよいお年を。

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